6/28 宝塚記念 G1 考察予想 

   

★阪神11R 第61回 宝塚記念GⅠ 内2000M 3歳以上OP
当たるか当たらないかは分からないが劇的に長くなるので覚悟してお付き合い下さい。
ペース配分考えずに行きます。出来れば一行一行じっくり読んで頂きたい。
結果に即結びつくとは思わないけど 大事な話ばかりなので。

古くからお付き合い頂いている方はご存知だろうが 私の一番好きだった馬はゴールドシップ。
サトノダイヤモンドも好きだし、現役ではエタリオウやインディチャンプも好きだが、
やはり何と言ってもゴールドシップ。そもそも部屋の片隅で只管競馬だけをやり続けていた私が
外界(笑)と繋がりを持ったキッカケはゴールドシップだった。
2013年のジャパンCですね。2番人気に推された同馬。当時のネットサークル主(競馬プロを自称)は
「鉄板級」とゴールドシップを評したんだけど私は「やれる訳がない。掲示板に入れれば奇跡。無理。
1円でもゴルシを買うのは金の無駄」とまで言った。理由も説明した。簡単に言えば
「脚がクッソ遅いから」
なのだが、主は「共同通信杯の上がり33.3の脚を見てないのか?」と。

瞬発力・スピード  持続力・スタミナ
競走馬における四大要素のうちジャパンCに何よりも求められるのは瞬発力。
ゴールドシップはこの瞬発力が決定的に欠けている。ついでにいうとスピードも欠けている。
どちらかというと一時代を築いたメジロマックイーンとかメジロライアンとかそういう古き良きタイプに近く。
スタミナ&持続力がウリの馬なのだ。現代種牡馬としては大成しづらいタイプとも言える。
ざっくり言えば 三歳の重賞なんて皐月賞以外は殆どが瞬発力勝負であり瞬発力に秀でた
ディープインパクト産駒が活躍するのは至極当然の事
ではある。古馬になると皐月賞のようなタイトで
瞬発力以外を求められる戦いが増える
ので、スローからの瞬発力勝負だけを勝って来た馬達は古馬になって
条件戦を勝ちあがって来た馬達に人気で敗れる というシーンが増える。

古馬重賞はそれだけ 三歳戦時では必要不可欠だった瞬発力&スピードという要素が
重要視されづらくなってくる。とはいえ、Vマイルや天皇賞秋
そしてダービーの上位互換であるジャパンCなどはやはり瞬発力とスピード。
現役最強馬のアーモンドアイだってどのレースに出ても勝てる訳ではないし、
この馬の持ち味が生きる 瞬発力とスピードが重要視されるレースで勝っているだけ なのだ。

これはアーモンドアイの全成績である

1戦目:13.2 – 11.6 – 11.8 – 12.1 – 12.1 – 11.4 – 11.5(新潟の新馬戦)2着
2戦目:12.6 – 10.9 – 11.7 – 12.6 – 12.9 – 11.7 – 11.3 – 11.4(東京の未勝利戦)1着
まず新潟の瞬発力勝負は二着。勝負どころで0.7秒のペースアップがある。

 

ただし
内回りの新潟千四2歳新馬は勝ち馬上がり平均が35.47(稍重&重を抜いて)と非常に掛かる
瞬発力とスピードに秀でたアーモンドアイは内回り&上がりの掛かるレースを得意としないのが見て取れる。
二戦目の東京未勝利は圧勝。勝負どころのペースアップも1.2秒とかなりあり、勝ち馬平均上がりも34.53
新馬戦より1秒近く速い舞台で上がり33.5で勝利。向く舞台だったのだ。

3戦目:12.2 – 11.1 – 12.4 – 13.3 – 12.8 – 12.1 – 11.7 – 11.5(京都シンザン記念)1着
4戦目:12.3 – 10.7 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.6(阪神桜花賞)  1着
このどちらも勝負どころで0.6~0.7秒のペースアップ。そして勝ち馬平均上がりも34.4834.04
と瞬発力とスピードが求められる舞台。まさに適性バッチリだった。

5戦目:12.6 – 11.1 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 12.4 – 12.2 – 11.1 – 11.6(東京オークス)1着
6戦目:12.1 – 10.9 – 12.7 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.9(秋華賞)1着
オークスなんかはまさにアーモンドアイの舞台。1.1秒ものペースアップが勝負どころであり、
尚且つ勝ち馬上がり平均が33.98の舞台なのだから。秋華賞は結構怪しかったんじゃないか と思う。
勝利したが、瞬発力とスピードが同時に求められない舞台。勝ち馬上がり平均は33.75なのでスピードは
要求されるがペースアップは勝負どころで0.47秒程しか求められず、実際この時は0.3秒程だった。
つまり スピード&持続力>瞬発力>スタミナ の順で求められるような舞台であり、
アーモンドアイとすれば スピード&瞬発力が同時に求められない=アイデンティティを失いかけるような
厳しい戦いだったと思うのだ。

7戦目12.9 – 10.8 – 12.2 – 12.3 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4 – 12.0(ジャパンC)1着
キセキの引っ張りにより物凄いラップになったが、高速馬場であり、勝ち馬上がり平均34.22ともなれば
やはりアーモンドアイの舞台。スピード&瞬発力が求められる戦いでオークスの上位互換。
あの枠なら当然やれる。

8戦目:12.2 – 10.9 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.1 – 11.2 – 11.6(安田記念)3着
大きな不利があり3着だったが実質の1着扱いでいいだろう。タイトな流れで瞬発力は求められないが
勝ち馬上がり平均33.64と上がりスピードが要求される。アーモンドアイとすればストロングポイントの
半分を要求される
(瞬発力&スピードのうち)レースなので
絶対視は出来ないが、有力候補ではある という感じ。
条件はJCの方が実は良いんですよね。だから頑なに安田はアーモンドアイに◎打ってないんだけど。

9戦目:12.8 – 11.4 – 11.5 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 11.3 – 11.1 – 11.3 – 11.9(天皇賞秋)1着
勝ち馬上がり平均が33.92で勝負どころのペースアップ平均が0.4秒程なので
スピードとやや瞬発力が求められる戦い。適性的には絶対視ではないがかなり有力視出来る
というのがこの舞台。ざっくり言えば ◎でもいいし ◎じゃなくて別馬で欲かいてもOKとも言える。

10戦目:6.9 – 11.1 – 11.4 – 11.4 – 11.5 – 12.2 – 12.3 –
12.1 – 11.7 – 12.3 – 13.4 – 12.2 – 12.0
(有馬記念)9着
衝撃の とも言うべき9着だった有馬記念。私は勝ち馬リスグラシューに◎としてアーモンドアイの
評価を下げたが9着は流石に驚いた。ただ勝負所のペースアップも少なく、勝ち馬の上がり平均も
34.78と負けた新馬戦以来の上がりを求められない舞台であった事は知るべき
だ。
アーモンドアイのストロングポイントである、瞬発力&スピードのどちらも要求されないレース
がこの中山2500Mであり有馬記念
なのである。
つまりは適性外だったので 単勝1.5倍はイカれた数字だった
と言える(言えるというか言っていたが)
11戦目:12.0 – 10.9 – 11.3 – 11.4 – 11.1 – 11.2 – 11.1 – 11.6(Vマイル)1着
スピードを中心に瞬発力も少し求められる舞台なので アーモンドアイは8割方大丈夫という舞台。
迷わずの◎としたが、前走有馬での大敗もあり不安視してた人も多かったようだ。
全く問題がない。アナウンサーが「復活のV!」と叫んでいたけど 復活でも何でもなくて
適性に見合うレースに戻って来た というだけ。100%の適性ではないけど 有馬からすれば条件好転過ぎ。

12戦目:12.1 – 10.9 – 11.2 – 11.5 – 11.6 – 11.4 – 11.0 – 11.9(安田記念)2着
アーモンドアイとすればストロングポイントの半分を要求される(瞬発力&スピードのうち)レースなので
絶対視は出来ないが、有力候補ではある という感じ。なので◎を打ってもいいが 過剰オッズであり
別馬から入る というのは至極当然だった と思っている。

いやいや・・・ここに出走しないアーモンドアイの話なんか長々と書くなよ!

出走はしないが無関係な話ではないんだ。だから労力掛けている。
要するに 天下無敵のアーモンドアイですら 適性外のレースでは危険だ という話であり、
冒頭のゴールドシップ。アーモンドアイとは真逆に 瞬発力・スピード  持続力・スタミナ
のうち 持続力とスタミナが優れているのだから(ストロングポイント)
瞬発力&スピードが最優先で求められるダービーだのJCだので やれる訳がないだろー!

って話だったのだ。結局JCでゴルシ鉄板と言ったサークル主はそれを機に消えたんだけどもね。

勿論時間に限りがあるので 全馬の特徴をとらえている訳ではないけど、ゴールドシップやアーモンドアイは
真逆の性質を持っている。求められる適性レースが全く異なるのだ。

長くなったが本題に入ろう。瞬発力&スピードがクッソ足りないゴールドシップが
13&14年と連覇
。という事は、宝塚記念とは瞬発力&スピードではなく 持続力とスタミナが求められる戦い
ではないか?
と考える事が出来る。
ただでさえ瞬発力&スピードを一切求めない阪神大賞典を3連覇してる馬なのだ。

言ってしまえば アーモンドアイがここに出てたとして、多分1.6倍とか圧倒的人気になるとは思うが
果たして勝てるのか?というところになる。勝てないでしょう多分。

12.6 – 11.4 – 11.5 – 12.4 – 12.1 – 11.9 – 12.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 12.4(昨年宝塚記念)
1~3着馬平均上がり35.57
去年を見て貰いたい。ゾクゾクしないか? しない?(笑)
ここを勝ったのはリスグラシュー。勝ち馬上がり平均35.57。似てないですか?有馬記念の適性に。
この宝塚記念を圧倒しているのだから同じ適性の有馬記念も好勝負と考えたのが昨年の有馬記念なのです。
結果は?圧勝。牝馬最強はコレじゃないか?ってくらいでしたよね。これが適性だと思うのです。
リスグラシューとアーモンドアイどっちが上と言われると コース次第としか言いようがない。
リスグラシューはスタミナと持続力寄り。

12.2 – 10.8 – 11.4 – 12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.4(一昨年宝塚記念)
1~3着馬平均上がり35.7 一昨年は若干の瞬発力は求められたものの 平均上がりは35.7
12.5 – 11.1 – 11.6 – 13.1 – 12.3 – 11.7 – 11.6 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 12.2(3年前)
1~3着馬平均上がり35.4
12.6 – 11.0 – 11.1 – 12.3 – 12.1 – 12.4 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 12.2 – 12.7(4年前)
1~3着馬平均上がり36.4
12.2 – 11.6 – 12.2 – 13.4 – 13.1 – 12.7 – 12.5 – 11.7 – 11.0 – 11.6 – 12.4(5年前)
1~3着馬平均上がり34.5
この年だけ中盤が激緩になり瞬発力&スピードに秀でたラブリーディが勝利。
同馬をラッキーなG1二勝馬という印象がぬぐえないのはこのため。
12.9 – 11.6 – 11.9 – 13.2 – 12.8 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 12.1(6年前)
1~3着馬平均上がり35.8
12.7 – 11.0 – 11.0 – 11.9 – 11.9 – 12.0 – 12.3 – 12.4 – 12.7 – 12.7 – 12.6(7年前)
1~3着馬平均上がり35.8
12.2 – 10.9 – 11.2 – 11.9 – 12.2 – 12.1 – 12.5 – 12.6 – 11.6 – 11.6 – 12.1(8年前)
1~3着馬平均上がり35.0
12.3 – 10.5 – 10.8 – 12.7 – 12.4 – 12.1 – 12.1 – 12.0 – 11.5 – 11.7 – 12.0(9年前)
1~3着馬平均上がり34.8
12.4 – 11.1 – 11.3 – 12.7 – 12.5 – 12.3 – 12.3 – 11.9 – 12.1 – 11.9 – 12.5(10年前)
1~3着馬平均上がり36.2

10年の1~3着馬平均上がりが35.52くらい。勝負どころの平均ペースアップも0.35程度。
中央値で言うと0.1程度。つまりは 持続力とスタミナが要求されるレース という事が分かる。

それらを踏まえて、稚術スロー耐性1位から考えていく。

⑦ワグネリアン(446)この馬が1位というだけでちょっと面白いのだが。
皐月賞負けてダービー勝って という点だけで考えると 瞬発力&スピード寄りの馬 という感じも
受けるのだが、極端にそちら寄りではなく、万遍なく能力のバランスが取れたタイプに見える。
逆に言えば アーモンドアイやゴールドシップのように偏りがないので常に本命を打てず、印も
回すしかなく という感じ・・

⑤サートゥルナーリア(441)強さに関しては今更何も言う事はないのだけど、
神戸新聞杯がキレッキレの上がり32.3 前走金鯱賞も33.2と断然。瞬発力&スピード不要の特殊な東京2400
となったダービーではゲートを潜ったとはいえ4着。この時鞍上は
ゲートで遅れた分 早めに仕掛けていくことになった分が最後の伸びに響いた」というようなコメントを
出しているが持続力とスタミナが秀でたタイプはここら辺をものともしない。
有馬を離されたとはいえ2着があるので 極端にアーモンドアイ寄りとは思わないが、
若干スピード&瞬発力寄りに見え、宝塚記念の適性にはアジャストしてないのかな と考える。
能力はあり過ぎるくらいあるんでね。それでどこまでカバーできるか というところだと思う。

⑱ブラストワンピース(439)瞬発力&スピード勝負のダービーを負けているのが逆にいい。
菊花賞でも勝負どころで1.5秒のペースアップがあり、上位馬はこぞって33.9の上がり。
つまり瞬発力&スピード勝負になった菊花賞だったのだが 決め脚比べで敗れたのも良い
脚が止まってた訳じゃなくちゃんと最後までジリ伸びはしてたのでね。
有馬記念勝利は当然宝塚記念とリンクするので好材料、しかも1~3着の上がり平均が35.53と酷似。
昨年の大阪杯は上がり勝負にもならず瞬発力勝負にもならず で同馬向きだったと思うが、
位置取りが悪かった。距離不足とも言える。距離がもう少しあれば位置はとれたかもなので。
目黒記念8着は59キロを背負ったのもあるが、勝ち馬上がり平均34.28の舞台設定が合わなかったのではないか。
札幌記念勝利は瞬発力勝負にならない舞台だし、勝ち馬上がり平均35.1という
まさにブラストワンピース向きの設定。
距離がもう少しあればパーフェクトだが これでも勝ち負け出来る筈で 勝利は不思議では無い。
そして前走の大阪杯。1~3着馬の平均上がりが34.06と非常に向かない流れでもあり、
阪神2000Mは1角までが325Mしかないのでテンに遅いブラストワンピースは位置が取れない。
たかが200Mと思うことなかれ。今回の舞台 阪神2200Mは1角までが525m
そのまま200M伸びるので位置が取りやすいのだ。馬場も大阪杯より痛みが増し非常に時計が掛かる馬場となる。
上がり10年の1~3着馬平均上がりが35.52くらいの宝塚記念に非常にマッチしそうに思えないだろうか?
ゴールドシップほどの偏りではないものの、明らかに持続力とスタミナ寄りの⑱ブラストワンピース。
大外枠もスタートさえ決めれば逆に進出しやすいのではないか?
流れが余程落ち着いてしまった場合はお呼びでないが、上がり35秒台&36秒台の決着ならこの馬の浮上を
見ない方が逆に不自然なくらいに感じる。

⑪ラッキーライラック(437)はその大阪杯で◎を打って獲った訳だが、大阪杯1着~3着平均上がり34.06勝利や
エリザベス女王杯1着~3着平均上がり33.8や、チューリップ賞1着~3着平均上がり33.4など
ややスピード勝負に特化した印象がある。大阪杯よりは条件悪化と捉えて◎から評価を下げる事にした。

⑯クロノジェネシス(435)は上がり36秒台となった秋華賞勝利がここに直結。ただエリザベス女王杯の
映像からは持続力に若干の難も感じる。こちらもややスピード&瞬発力寄りだろうか。

③グローリーヴェイズ(422)直線よーいドンの形だと見劣ってしまうのは2歳戦からの特徴。
上がりが37秒近かった日経新春杯勝利など、タフレースに強い。菊花賞もブラストワンピース同様
切れ負けした感じで それもこの宝塚記念ではプラスに作用。前走が案外なので◎はブラストワンピース
に譲るが勝ち負けして不思議ではない適性を秘めていると思う。

⑭キセキはどうしようかねぇ(笑)勿論 まともなら勝負になっていいし、
適性はあるのは言うまでもないのだけど近走は暴走続きで競馬になって無い点が・・・

◎⑱ブラストワンピース(439)
〇③グローリーヴェイズ(422)
▲⑦ワグネリアン(446)
△⑭キセキ(418)
△⑤サートゥルナーリア(441)
△⑯クロノジェネシス(435)
△⑪ラッキーライラック(437)

①384②413④367⑥366⑧389⑨354⑩398⑫394⑬387⑮397⑰397

流石に先週の函館Sのような大勝負は出来ないが、
単⑱(7.4)4p
複⑱(3.1~4.6)18p(このオッズなら問答無用で私はMAX)
連⑱から③(60.9倍)へ2.5p ⑦(80倍)へ2.5p
⑭(80倍)へ2.2p ⑤(17.2倍)へ2p ⑯(23.7倍)へ1.5p ⑪(25.9倍)へ1.5p
ワイド⑱から ③⑦へ6pずつ ⑭へ4p
計50.2p  GⅠだから とかじゃなくて 単純に⑱ブラストワンピースで勝負したいので50Pの勝負!

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